春海橋に並行する形の遊歩道が開通したということで、行ってみました。
次の写真は8月半ば位に工事中だった頃の現場写真です。


工事に関する情報
https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kouwan/21390_hp_01_harumitetsudo_r6
9月19日、開通初日の午後に行ってみました。豊洲側の入口と、そこに設置されている案内板です。


春海橋鉄道橋に関する説明(説明文転記)
日本の経済成長を支えた臨港鉄道
この場所を走っていた鉄道、東京都専用線は戦後の経済復興機に東京港の貨物輸送を目的に整備が進められた港湾施設です。その歴史は東京市が昭和5年(1930)に汐留〜芝浦間で貨物船を敷設したのが始まりです。戦後間もない昭和28年(1953)に越中島から豊洲石炭埠頭までを結び主に石炭や鉄鋼を運ぶ「深川線」を開業。やがて路線を分岐させ主に雑貨類を扱う「豊洲物揚場線」、食料品などを扱う「晴海線」を開業しました。専用線の総延長は約24Km、最盛期における貨物の取り扱い総量は年間約170万tにものぼり、高度経済成長で増大する貨物需要に対応しました。しかし、昭和30年代からモータリゼーションの急速な進展があり、輸送の中心が自動車輸送に移行した結果、貨物輸送の鉄道依存度は大幅に低下していきました。昭和60年(1985)には「豊洲物揚場線」が、翌年には「深川線」が相次いで廃止され、最後まで残った「晴海線」も平成元年(1989)2月には供用を廃止しました。貨物輸送に貢献してきた臨港鉄道は、約半世紀でその使命を終え、すべて姿を消すこととなりました。
線路や鉄橋の跡を残しながら、気持ちの良い遊歩道になったと思います。






ライトアップもあるということでしたので、暗くなってから再訪。







